私は21歳から看護師として13年間、総合病院に勤めていました。そしてその後、看護師として老人ホーム、デイケア、訪問看護ステーション等に勤務します。
その中で、訪問看護は少し毛色が違いました。慣れ親しんだご自宅で、ご利用者様がとてもリラックスしているのです。こういった時間は、病院や老人ホーム、デイケアといった施設では作り出せないものだと感じました。

看護師として勤務していた時の小さなジレンマが、訪問介護であれば解消できる、そしてご利用者様にもご満足していただける、まさに天職だと思います。

その後、より自分が理想とする形で訪問看護を行いたいと思い、平成30年2月5日に“訪問看護ステーションまみぃ～”を立ち上げました。ご利用者様の“まみぃ～＝お母ちゃん”として、母親が家族をいたわるような、いつくしむようなケアを提供したいという想いを込めて、この名前を付けました。

ご利用者様がリラックスしているからといって、こちらが気を抜いて良いわけではありません。むしろ医療施設ではない環境の中で、よりきめ細やかな看護が求められます。
療養上のお世話や医師の指示に基づいた医療処置、病状の観察、褥瘡予防・処置、介護予防・認知症ケア、ターミナルケアなどを、プロフェッショナルとしてこなすことが大前提です。

その上で、目の前のご利用者様のためだけにすべての時間を使える訪問看護のメリットを活かし、より細やかなサービスを提供したいと思っています。その際には、ご利用者様とのコミュニケーションも大切な要素となりますので、ご利用者様のお話を聞かせてもらったり、逆にスタッフから世間話をさせてもらったりして、良好な信頼関係を築くように心がけています。時には、ご家族に話しづらいことをご相談いただくケースもあります。

訪問看護ステーションまみぃ～には、一プロフェッショナルとしての意識を強く持ちながら、互いに尊重し合うスタッフが揃っています。仕事以外の場面でも、家族のように接し、多くの時間を共にしてきました。

私たちは、ご利用者様・ご家族様を、自分たちの家族のように考え、最大限の支援をすることをお約束します。もちろん、私たちだけでは解決できない問題もあります。そういった時には、医療機関、ケアマネージャーなどの各職種と速やかに連携し、安心して明るい毎日をお過ごしいただけるように、お手伝いをさせていただきます。